ダンスの練習 〜左右を自在に使える様になろう〜
●左右が使えると世界が広がる
人には必ず利き腕、利き脚が必ずあります。
稀に生まれつきで両利きの人もいるかもしれませんが、、、。
ダンスでも言える事で、ステップなど左右どちらか得意な方があるはずです。
右から始まるステップは出来ても、左から始めようとすると
全然出来なくなる。
誰もが一度は経験があるんではないでしょうか。
例えるなら、
リバーシブルの服を
常に片方の柄でしか着ていないようなものです!
両方の柄を着こなせたら二つ分の世界が見えるはずです。
一人で踊るなら問題はありませんが、
誰かと踊る時に相手の振り付けが自分の苦手な方から始まる動きだとしたら
かなり苦労します。
そんな機会があるなら逆にチャンスですね☆
目の前にお手本がいるわけですから、存分に教えてもらいましょう!
●反対の動きの練習はリハビリと同じ
利腕じゃない方の練習は最初は楽しくありません。
物凄く頭を使うし、動きはぎこちないし、何よりカッコよく出来ません。
右と同じ事をすれば良いはずなのに出来ません。
でも、そこで諦めては一生 左はカッコ悪いままです!
考え方を変えましょう。出来なくて当たり前です。
今から出来るようになるんですから落ち込む事はありません。
脳みそがまだ理解して神経に伝える事が出来ないだけで、
リハビリと同じです!
時間をかけてゆっくり覚えさせていきましょう。
その結果、右と左の世界を自由に行き来する事が出来るようになります。
世界が広がります。
左右全く同じに出来る必要もありません。
微妙に違う左右の動きに新たなグルーヴが生まれるかもしれません。
●左右が使えるとバトルでは心強い(はず)
ここだけの話ですが、僕は右利きなので
バトルで対面式で戦う時は、指示が無い限りは自分の利き腕側にジャッジが
いる方に立ちたい派です。
どんなに左を練習していても、まだまだ土壇場では右を多く使ってしまいす。
そんな時にジャッジが利き腕側にいたら動きがハッキリ見えるんです。(ジャッジに対して横向きで踊っていたら)
これが反対側に立って右腕を使っていたら、自分の体が死角になってちょっと見えにくいんです。
まあ常にジャッジに対してずっと横向きで踊るわけでは無いので、
一概にそうとは言えませんが気持ち的に。。。
両方使える人は強いと思います。
●人間鏡練習法!
ちょっと難しいかもしれませんが人間鏡練習法を思いつきました!
実践してる人はいると思いますが。。。
僕はキッズのクラスも持っていますが、振り付けはそこまで難しくはありません。
キッズにとっては難しいみたいですが。。
そして人数に対して鏡の数が間に合っていません。
鏡が見れない子が多いです。
そんな時、僕自身が鏡になるようにしています。
生徒の方を向いて踊るので、必然的に振り付けは反対をしなければなりません。
そして振りもそんなに難しくないので瞬時に体を反応させる事もできます。
これで強制的に反対の動きの練習ができます。
もちろんちゃんと利き腕じゃない方を使うには、一つ一つの動きをじっくり練習する必要があります。
今回は一つの練習方法として人間鏡練習法を紹介しました☆
ちょっと大変で時間もかかりますが、
左右を自在に操れるように練習して見ましょう☆