曲はタダじゃない!実際に体験した 「 !?」 な出来事
ダンサーに限らず、曲というのは
音楽に関わる人、音楽が好きな人には皆特別なものと言えるのでは
ないでしょうか。
インターネットでワンクリックでデータとして買えるもの、
レコード屋をひたすら巡り、やっと手に入れたレコード。
海外にしか無く、わざわざ取り寄せたCD。
簡単に手に入れようが、苦労して手に入れようが、
自分でお金を払って手に入れるんですから、
特別なものには変わりありません。
これは僕が東京にいた頃に体験した事ですが、
あるスタジオで教えていた 生徒A君がいました。
A君はまだダンスを初めて一週間くらいでしたが、とてもやる気がある子でした。
しかし、まだ始めたばかりなので、どんな曲で踊って良いのかわからなかったのと、
曲自体ほとんど持っていませんでした。
ある日こんな事を言ってきました。
「先生、どんな曲で練習して良いかわかりません。
何かオススメの曲とかありませんか?」
僕は、紙に何曲か書いて渡そうとしましたが、A君は
「この書いた曲、CDに焼いてくれませんか?」
僕はちょっと疑問に思いつつも、やる気のある生徒だし、
10曲くらいあげても良いかなと思いました。
ん?CD- Rも僕が買うのか...?
※その頃はまだインストラクターの駆け出しで、僕も甘すぎる部分が
沢山ありました。
そして、帰ろうかなとパソコンを片付けようとした時に、
「あ!やっぱり来週にUSBを持ってくるので、先生がLOCKダンスで使ってる曲を
全部移してくれませんか?」
!?
頭に!?が浮かびました(笑)
当時LOCKダンス用に使っていた曲は
100曲くらいしか入ってなかった気がしますが、
心の中では
アホかーーーーーーーーー!!!!
一曲が仮に150円したとして、100×150=15000
何で15000円分の曲を君にタダであげないといけないんだ!!
と心の中で思いましたが、
その生徒にはちゃんと説明をして、とりあえず今回は
特別に10曲ほどUSBに移してあげることにしました。
これでもかなり甘かったかなと今では思いますが。。
流石にUSBは驚きました。
簡単に無料でもらえるという感覚は怖いと思いました。
まずは持ち主に聞いて、自分で探すという事をして欲しいですね。
こんな「!?」 な体験でした☆