島根県 邑智郡でダンスを学ぶならここ!

ダンサーのオニオニンがダンスを教えている教室を紹介します。邑南町、川本町、出張レッスンもしています。HIP HOP,LOCK,HOUSEなどに興味のある方は是非!

お祭りでは素人目線も大切に

僕の地元を軸にお話しますが、

ど田舎のダンスの発表の場といば、春、夏、秋にあるお祭りです。

 

※冬は不思議と人前で踊るようなお祭りはありません。

 

遠征でもしない限り、クラブで踊るという事はまずありません。

 

そこでクラブとお祭りで大きく違うのが客層です。

 

クラブでは割と若い人が多く、ダンスに興味があり、

クラブミュージックが好きな人が集まります。

 

お祭りになると老若男女、ダンスに興味ない人、

クラブミュージックなんて聴かない人の方が多いです。

 

クラブに来る人と感覚が違う人が多いはずです。

そもそもダンスに馴染みが無い場所ですから。

 

クラブでショーをする時は自分たちの踊りたい曲で踊ると思いますが、

お祭りでは自分達が踊りたい曲だけを

使っていいものかと考えるようになりました。

 

僕も去年までは使いたい曲でお祭りに作品を出していましたが...。

 

たまに言われるのが、昔の曲や、流行りの曲でも

踊って欲しいといわれる事があります。

 

何故かというと、出演者の家族は別としても、

お祭りに来る人の大半は踊りには多少興味があっても、

何を言ってるのかわからない洋楽にはあまり興味がないのです。

 

実際は自分達が好きな曲で踊りたいのにって

思ってしまうところなんですけどね(^^;)

 

 

それを考えるキッカケとなったのが、まだ記憶にも新しい

大阪府登美丘高校部が踊ったバブリーダンスですね。

曲は荻野目洋子のダンシングヒーロー

ダンスもキレッキレで素晴らしい作品です。

 

実際僕は、荻野目さんの曲を知らなかったのもありますが、

ダンサー目線で 無意識に踊りの方に目が先に行ってしまいました。

 

 

僕の両親を例にあげると

ダンスにも目が行くんですが、

最終的には懐かしさからか、曲を聴いてしまうみたいです。

 

踊りよりも曲を聴きたがるんですよね。

 

全員がそうでないにしろ

踊りに馴染みが無い人の目線はこういう感じなのかなと思います。

 

僕にも似た感覚があって、

 

お祭りでは地元の学校の吹奏楽部も演奏していますが、

何の曲かわからない演奏を聴くより、

流行りの曲や、懐かしい曲を演奏をしてる時の方が

しっかり聴いてたりします。

楽器の弾き方より、曲を聴いてしまいます。

 

これって、お祭りでやるダンスのショーと似てるなって思います。

 

 

そして田舎のお祭りは、クラブのショーとは違って、

1チーム5分のネタを踊るのではないです。

 

持ち時間が多くても20分〜30分あります。

 

5分しか踊れないというなら話は別かもしれないですが、

 

持ち時間が30分もあるなら、お客さんが喜んでくれそうな

作品作りも必要なのかなと思います。

 

 

もちろん、ダンスではクラブでやるショーやコンテスト、

吹奏楽ならホールでやるコンクール、

勝負どころでは自分達を前面に出してください!

 

お祭りは色んな人が集まる場所ですから、

自分達の良いものの押し売りにならないように

作品作りを考えるべきかもしれないですね。