アイソレーションが作業になっていませんか?
ほとんどのレッスンでは最初の方に
アイソレーションが入ってくるのではないでしょうか?
僕はダンスを始めたころは正直アイソレーションは嫌いでした。
嫌いというより、なぜやるのか解っていなかっただけですが。
上手く動かせないし、地味だし、
早く踊りたいなぁ~。
という感じに。
後々、アイソレーションの大切さに気づいていくのですが.......。
アイソレーションについては、
色んなダンサーさんもブログなどで
書いていらっしゃるので、
ここでは僕の思っている事を。
アイソレーションはダンスを踊る上では
必要不可欠な要素だと思っています。
体のパーツをそれぞれ独立させなければ
やり難い振付やステップが沢山あります。
逆に言えば、体のパーツを独立させて動かせれば、
踊りの幅が広がり、レベルアップも出来るという事です。
人それぞれアイソレーションの
とらえ方は違うかもしれませんが、
僕の場合は、音楽をより体で表現するための手段の1つです。
とらえ方は人それぞれかもしれませんが、
アイソレーションの意味としては一つかなと思い、
ウィキペディアで意味を調べました。
バスケットボールなどでもアイソレーションという言葉が出てきますが、
今回はダンスの部分だけを載せます。
下の太字の部分がウィキペディアに書いてあった部分です。↓
●アイソレーション●
パントマイムやストリートダンスにおいては、
体の各部分を単独で動かすトレーニング。
人間離れして見える動きの基礎となるトレーニングである。
人間の通常の動作では、
身体のひとつの部分だけを動かしているつもりでも、
身体のほかの部分がつられて動いてしまう。
それを意識して分離してゆく。
顔、首、肩、腕、手、指、胸、腰、足、
さまざまな部分の切り離しが可能である。
アイソレーションを訓練すると空間上の固定された部分、
空間固定点(英: fixed point)を作り出すことができる。
そしてこの応用によって、
実際には存在しない壁、階段、ドアなどを、
存在感をもって現出させる動きが可能になる。
これを読んだときに、改めて文字にして体のパーツを見ると、
結構多いんだなと思いました。
特に指!
指のアイソレーションってやってなかったなぁっと。
さて、何故今回こんな事を書いたかというと、
僕自身がレッスンや自主練をやっていく中で、
無意識の内に慣れが生まれてしまっていたからです。
これはいかんと思い、自分自身に向けて書こうと思いました。
アイソレーションに限らず、
リズム取り、ステップの練習も慣れてしまって、
ただの作業になっているかもしれません。
今一度、一つ一つの練習の意味を見直して
取り組んでみると良いと思います。